暖かいぬくもりと長持ちする無垢のフローリングを標準装備
無垢の床は木目が一つ一つ違って自然な表情が嬉しい。さらっとした温かみのある肌触りは、裸足で過ごすのが年中心地よく、夏場のベタベタも冬場のヒヤッもない快適さ。子どもと一緒に大人も床の上でゴロゴロしたくなりそうです。無垢フローリングは、芯まで本物の木で出来ているので、素人でも自分で削ったり塗装したりとメンテナンスができます。厚さ1.5㎝の無垢のフローリングは頑丈です。メンテナンスを行うことで、木は親子3代にわたって使えるほど、長持ちする素材です。使い捨ての素材ではありません。複合フローリングとは全く別の材料です。フローリングだけではなく建物の随所に無垢の木を使用しています。
複合フローリングとの違い
「木の床」と呼ばれるものは無垢材のフローリングの他に複合フローリングがあります。薄い板を接着剤で貼り合わせた単板積層材の表面に、厚さ1ミリほどの無垢材を貼ったもので、伸縮や反りが出ない様に加工しています。
外見は木の床ですが、感触や弾力、耐久性は無垢材の床とは大きな違いがあります。無垢材は天然素材なので部屋の温度や湿度の影響を受けて伸縮します。そんな木の個性を見ながら施工をするのも大工の腕の見せ所でしょうか。
木を活かす自然塗料
室内に入ると、家を支える無垢の柱や太い大黒柱、大きな梁、無垢のフローリングや窓枠など、様々な場所に無垢の木を使用しています。木部には調湿効果を活かし、手垢や汚れを付きにくくするために、自然塗料で塗装をしています。自然塗料とは、樹脂やアマニオイルなどの自然の成分で配合された塗料です。ドイツ製で、100%の成分表示がされています。完成時に、メンテナンス方法を覚えて頂く一貫として、お客様と一緒に床の塗装をさせて頂いております。油を浸みこませていく感覚なのでとっても簡単です。自然塗料で塗装された床は、さらさらとした肌触りでとても気持ちが良いと評判です。
珪藻土(直塗り)
藻類の一種の珪藻(植物性プランクトン)が石化して堆積したものを珪藻土と言います。優れた調湿作用により室内の温度を一定に保つ天然素材。断熱性・防火性にも優れています。塗り方・間接照明で様々な表情が楽しめ、カラーバリエーションも豊富です。日本では古くから土壁の材料として使用されており、漆喰に類似した美しい外観に仕上げることができます。ご家族の手形など思い出づくりも楽しめます。
珪藻シート
紙と珪藻土を主原料とした天然クロス。珪藻土と同様調湿に優れ、カビ・ダニの発生を抑制します。珪藻土より施工性に優れています。柄・バリエーションも豊富で、塗り壁の風合いを出してくれます。
エッグウォール
粉末状にした卵の殻を紙の上に吹き付けた壁紙です。微細な穴をそのまま壁材に応用したエッグウォールは、命を生かすのと同じメカニズムで、生活臭などの臭いを吸収したり、余分な湿気を吸収する働きを行います。工場から廃棄される卵の殻を再利用しているので、人体にも安心で調湿性能に優れ、塗り壁のような自然で高級な質感があります。
オガファーザー
森の木を有効に利用したドイツ製のエコロジー壁紙で、再生紙とウッドチップから作られています。また、木片を使用しているので調湿性に優れ、快適な空気を保ちます。上から何度も塗り替えができ、ご自身での塗装も楽しめます。建築の先進国のドイツでは一般的に使用されている内装材です。
キッチンでの負担を軽減するクッション性のあるコルクの床)
毎日のお料理が少しでも楽になるように、トイレや洗面所の水廻りのお手入れがしやすいようにクッション性と耐水性のあるコルクの床を使用。保温性が高く、足が触れた時のヒヤッとした感覚を解消。弾力性・吸音性があるので足音などの生活音を吸収してくれます。各種アレルギーにも強い自然素材です。主にキッチンやトイレ、洗面所の床に適しています。5ミリの厚さのコルクは、本社の床にも使用していますが30年たっても衰えず、経年美化していきます。