野池政宏氏

私は「いい家」を作ることは工務店に委託するしかありません。そういう私にとって、豊和住建の家づくりは本当にうれしいの極み。

野池政宏 氏 
Noike Masahiro

(社)Forward to 1985 energy life 代表理事
(社)パッシブデザイン協議会 代表理事 / 自立循環型住宅研究会 主宰 / 暮らし向上リフォーム研究会 主宰 / NPO法人 WOOD AC 理事 / ウッドマイルズ研究会 運営委員

<主な著書>
・本当にすごいエコ住宅をつくる方法
・省エネ・エコ住宅 設計究極マニュアル
・Passive Design
・じっくり派のための家づくり講座①断熱・省エネ編
・じっくり派のための家づくり講座②自然住宅編 ほか

なぜこのような活動をされているのですか。

もともと自然、環境、エコロジーに興味があり、2003年頃から住宅における省エネが今後大切に なっていくと関心を持ち始めました。
そこから勉強をし、専門的な内容をわかりやすく住宅建築に 携わる工務店や、一般の方に伝えてきました。
そして3.11の福島原発事故で強い衝撃を受け、やはり住宅における省エネルギーがこれからの日本に大事なんだということを再認識したことで、さらに気合をトップギアに入れて活動をしています。

めざすものは何ですか。

「小さなエネルギーで豊かに暮らせる社会」です。
それを実現するには「いい家」を作ることです。 
しかし、私は家を作ることはできませんので、「いい家」を作ることは工務店に委託するしかありません。
そういう私にとって、豊和住建の家づくりは本当にうれしいの極みです。

パッシブデザインとは何ですか?

建物に工夫をして、設備(エアコン等)に頼らず、夏は涼しく冬は暖かく、一年中明るく過ごせる気持ちいい家にするためのデザインです。
具体的には断熱性・気密性・窓の設計にこだわり、自然の風や太陽をうまく使い、省エネにつなげます。

豊和住建について教えてください。

びっくりしたことが大きく二つあります。
一つは、私がこれからの工務店の理想像としている、新築をしっかりやりながら、新築の技術を活かしてリフォームも高いレベルでやっているということです。しかも、それを何年も前からやっていることに驚きました。
新築かリフォームどちらかだけに力を入れている工務店がほとんどですからすごいことです。
二つめは、豊和住建か作る家の断熱性能がものすごく高い、日本の中でもかなり高いレベルであることです。そしてこれもだいぶ以前からやっているのです。また、お客様のリピーター率が78%という数字にも驚きました。
私の講演のネタにも使わせてもらっています。(笑)

豊和住建の自社大工についてどう思われますか。

私は2009年頃から「リフォームの時代が来る」と言っています。
リフォームは応用の世界なので新築より断然難しい工事になりますので、そこで大事になるのが大工の技術です。
自社社員大工を設けて育てていることはすごい資産だと思います。

豊和住建の雰囲気はどう感じましたか。

スタッフが前向きです。
どうしてみなさんそんなに前向きなんでしょう。(笑) 
あと、いいなと感じたことは、元気な女性スタッフがいることです。これはとても大きなことで、私の経験上、明るく活発な女性がいることは職場にはすごくいいことです。

注文住宅の良さ、豊和住建の技術力・商品力をお伝えすることはもちろんですが、まずは家を持つことの不安を取り除くことから始まると考えています。
当社はモデルハウスを持たないため、ショールームでのご説明のほか、構造見学会、完成見学会、引き渡し後の家を見られる見学会などにご案内もいたします。
住宅ローンのアドバイス、各種補助金の活用方法など、ファイナンシャルプランナーが親身になってお応えします。
土地をお持ちでない方は土地探しからご相談ください。

建てる場所、住まうお客様のご要望に、同じものはひとつとしてありません。お客様の想いと夢を叶えるため、じっくりと話し合います。長く住まう家だから、流行を追わず、日々愛着の増す住まいを目指します。家族の結び付きをいっそう強くする間取り、家事の負担を少なく、可変性のある間取りの工夫を取り入れていきます。
断熱、気密性が高いからこそ、開放的で明るい吹抜けのある空間も大胆に採用できます。

ご来店いただいたお客様と打ち合わせを重ね、ご希望に沿ったキッチン、バス、トイレなどの水まわりを中心に、照明器具やインターホン、スマートキーを備えた玄関ドアなどのプランをご提案します。家事動線、多機能とシンプルさのバランス、カラーリングなど、女性目線の提案が好評です。
現場監督とともに全体の進行管理を補佐し、施主様の抱える心配事などもお応えしています。

現場監督は工事の現場で、スケジュールどおり工事を進行させるとともに、品質や安全を確保し、予算内で工事費用を収められるように工事を管理する役割を担っています。解体やリフォームでは屋根に上がったり畳をめくって調べたり、更地になれば測量を手伝ったりします。大工・左官・庭師など職人たちに指示命令を行う一方、現場でのマナー指導も行います。円滑なコミュニケーションのため、ときに冗談を言い合ったりしています。

豊和住建の家づくりは自社の大工棟梁、大工職人が行い、手間受けの大工に現場をまかせることはありません。それは大工の技術とお客様に喜んでいただくことにこだわるからです。棟梁から若手への技術の伝承と向上、豊かな心と人の和で住まいを建てる心構え、お客様への気配りやマナーの徹底、伝統と新しい技術への取り組みを常に目指しています。少数精鋭の自社社員大工が日々、切磋琢磨し心構えと技を磨いています。

当社では「豊和会」という名称で、協力会社間の情報交流や親睦会を行っています。家づくりは大工や現場監督だけではできません。水道工事、電気工事など協力会社の皆様には多大なご支援・ご協力をいただいております。ときには無理をお願いすることもありましょう。100社以上が会員となっていただいており、ずっとご縁が続いていることに感謝しております。

新築のお客様邸につきましては、まずお引き渡し後の約1カ月前後にお客様係が訪問し、困りごとなどないかお伺いしています。
また、定期点検(1年、3年、5年、10年)にて、原則として担当した現場監督が訪問し、補修すべき箇所がないか、チェックシートを持って訪問いたします。
(リフォームのお客様の中でも、間取り変更などを伴うリノベーション、大規模リフォームの場合は同様に、お客様巡回をしております)
※豊和住建のスタッフが訪問営業をすることはありません。不審な訪問営業が来た場合は、安易に屋内に入れたりせず、屋根点検に上がらせたり、床下にもぐらせたりしないようにしてください。