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愛知県にある国宝木造建築物
世間は大型連休の後半に突入。ご予定のない方、愛知県にある国宝の木造建築物を見に行くというのはいかがですか。愛知県には書物や工芸品などの国宝もありますが、建築物で国宝となるとわずか3件しかありません。
一つは西尾市にある金蓮寺弥陀堂(こんれんじ みだどう)。あと二つは犬山市にある犬山城天守と茶室如庵(じょあん)です。
先日その如庵のある有楽苑(うらくえん)に行ってまいりました。
落書きをした不届き者がいたため、残念ながら現在はその中に入ることはできません。隣の重要文化財「旧正伝院書院」に模型が置いてありますので、それで室内を妄想しましょう。
如庵とは、織田信長の弟長益(ながます)が、茶人としても名をはせ織田有楽斎(うらくさい)と称されるようになり、元和4年(1618年)に京都・建仁寺の塔頭・正伝院が再興された際、建てられた茶室です。明治41年に財閥三井が買い取り、東京へ移築。神奈川県葉山へと二たび移築されたのち、昭和26年に国宝に指定されました。昭和47年(1972年)、名古屋鉄道が買い受け、愛知県犬山へ三たび移築となったという紆余曲折があります。築400年超えの国宝建築物です。
如庵という名は有楽斎がキリシタン大名だったためクリスチャンネームの「Johan」から付けられたのだとか。余談ですが東京の有楽町という地名は有楽斎の名から来ているそうです。
国宝如庵の外観を愛で、庭園内を巡りその他の建築物や石塔などを楽しむことができます。
如庵は、通常中を見ることはできませんが、年数回特別見学会(pdfが開きます)が行なわれていますので、リンク先の日程をご確認のうえ行かれることをお勧めします。
(GW中の公開はないので、私は残している金蓮寺弥陀堂を見に行こうと思っています)
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