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介護改修工事 「玄関外階段」
<大府市柊山町 介護改修工事 N様邸>
先日、N様邸の玄関外階段の介護改修工事が完了しましたのでご紹介します。
※N様邸では、介護保険制度を利用しました。
<改修前>
ぱっと見は普通の階段ですが、階段の踏面と蹴上の高さがバラバラなのと、蹴上高さが少し高かったため、日常使いの階段としては高齢の方でなくても不便を感じる程。
手摺の高さも低く、階段の昇降時の補助としては心もとないものでした。
※踏面と蹴上は下記の部分を言います。
<改修後>
バラつきのあった踏面と蹴上の高さを統一し、蹴上高さも以前より低くし、連続性のある手摺を使いやすい高さに新たに取付ました。(蹴上の高さを低くしたため、段数が増えています。)
昇降がしやすくなったと喜んでいただけて何よりです。
また、転倒などの予防としての介護改修ですので、安心して階段の昇降ができるようになった。ということが重要ですね。
●ここで少し、介護保険制度で受けられる「補助金」の概要をご説明しておきます。
介護保険制度には「居宅介護(介護予防)住宅改修費」という項目があります。被保険者が必要とするリフォームについて、決められた条件を満たした上で申請すれば、補助金が支給されるというものです。
・補助金受給の対象
補助金の受給ができるのは、要支援1~2、要介護1~5のいずれかに認定されている介護保険の被保険者です。補助金の対象となる住宅は「介護保険被保険者証」に記載されている住所の住宅です。
・補助金の上限
補助金の支給は、被保険者1人につき改修費用20万円までと決められています。そのうち1割は自己負担です。つまり、20万円のリフォーム工事の場合、2万円を自己負担し、18万円が支給されるということです。工事費用が20万円を超えた場合は、1割の2万円+超えた金額を負担することになります。
段差の解消や手摺の取付など、介護保険を利用することで工事代金支払負担を軽減することができます。
お困りごとがございましたら、お気軽にご相談ください!