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『もとめる断熱レベルとめざす省エネレベル』読了

社長から昨年借りていた本をようやく読み終えました。業務上読むようにと言われた本をただ「面白かったです」でお返しするわけにもいかず、調べ調べ読みました。

もとめる断熱レベルと
めざす省エネレベル

著者:南雄三/出版社 : 建築技術 (2016/9/16)
もとめる断熱レベルとめざす省エネレベル

そもそも居室単位の冷暖房を旨とする日本家屋と、欧米のセントラルヒーティング住宅では、冷暖房に対する考え方というか文化・習慣が全く違います。私もその一人です。家人がいる部屋だけ暖房をつけ、夏はエアコンなし、一人ひとりのマイ扇風機状態で暮らしでいます。とても省エネして、ガマンしています。
著者は「なまごろし温度」という言葉を遣い、日本人向けの断熱と省エネを目指してもいいのでは、と述べています。

『もとめる断熱レベルともとめる省エネレベル』より

なにしろ読み始めた早々に”ヒートショック関連死で1年間に約17,000人もの人たちが「入浴中急死」に至った”と書かれてあり、驚きました。

文中では”2011年、東京都健康長寿医療センター研究所の調査”とあったので、最新はどうかと検索してみたのですが、すぐには見当たりませんでした。
比較すると
熱中症:635人(平成29年:厚生労働省)
交通事故:2,839人(令和2年:警察庁)
に比べて
入浴中の不慮の溺死及び溺水:4,821人
と多いことが分かります。
(ちなみに新型コロナウイルスによる国内死者数は、2020年3月から昨日2021年1月8日までのおよそ10カ月で3,963人です)

(画像をクリックすると消費者庁のpdfが開きます)

ヒートショック関連死の算出方法がわからなかったのですが、少なくとも交通事故や夏のニュースなどでは必ず取り上げられる熱中症よりも多い人が亡くなっていることは疑うべくもなさそう。

 

南氏はご自宅の温度変化やエネルギー消費量を細かく計測して、データに基づいた体感レポートをしています。海外の知見も大変広く、驚きました。

あとはもう自分的には、Ua値とかμ値とか覚えていかなくちゃ、です。

 

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