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断熱について 熱貫流率国別比較と大府市の気候

日本の住宅断熱性能は世界的にみて、遅れていると言われます。
そうだろう、と思うのですが海外事情は文献に頼るしかありません。

(最適な図を引用したいのですが、似たものが多く、同業他社様も加工して引用したりと最新かどうか信ぴょう性に欠けていて)
「一般財団法人建築環境・省エネルギー機構(IBEC)」ウェブサイトの講習会資料で、野村総合研究所(NRI)が発表した「海外における省エネ規制・基準の動向」プレゼン資料を見ることができます。


「一般財団法人建築環境・省エネルギー機構(IBEC)」より、野村総合研究所(NRI)発表「海外における省エネ規制・基準の動向」P.24

 

パッと見では、右のほうに行くほど折れ線が集まっているという印象ですね。特に日本とイタリア(緑色)が階段を下りるように、しかも長く伸びています。
カリフォルニア州(黄緑色)は長いのですが一直線。どういうことでしょう。

 

このグラフは、横軸は時系列でなく気候の違いです。右に行くほど寒い地域になっています。

カリフォルニア州は南北長いだけに寒い地域もあれば暑い地域もあるが、州統一ガイドラインにしているということです。逆にイタリア以外の欧州諸国は全土が寒い。だから統一できて基準も厳しい。
フロリダ州(黄色)は左上のほうにちょこっと。熱帯性気候だから基準も緩いということでしょう。

 

日本も南北に長く気温差が激しい国です。イタリア、韓国などは日本同様に気候に応じて基準を変えていたわけです。
これまではそれでよかったのですが、冷暖房効率はCO2削減が重視される今、日本もイタリアも世界的に住宅省エネ施策が求められる時代に移行しつつあるのです。

大府市など愛知県の大半は、横軸(暖房デグリーデー)で東京と同じ「6地域」に該当します。これまでの日本の基準ならば6地域では0.88あたりで良しとされてきました。それを0.5を目指そうという。

豊和住建は0.5が標準仕様。世界レベルですね。

 

後日追記 続編を書きましたのでそちらもご覧ください。


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