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津波ハザードマップを調べてみました
先日1月16日未明のトンガ海底火山噴火による津波注意報には驚きましたね。なんでも「空振」という現象が引き起こしたものだとか。
さて、このブログでは前にも地震ハザードマップ、洪水ハザードマップをご紹介しましたが、
こうなると津波ハザードマップも調べてみたほうがいいですよね。愛知県がハザード情報をまとめている「マップあいち」で津波災害情報マップを開いてみました。
どうやら青い四角の所が津波に注意したほうがよい地域ということのようです。大府市の一部の地域がこの青い枠にかかっています。基準水位1m以下の黄色い枠が含まれているエリアを示しているようです。(リンク先からご自身で確認されることをお勧めします)
大府市は実は海に接していません。そんな大府でも津波の心配があるとはちょっと不思議ですよね。境川の河口が衣浦湾の細い入り江となっているため、逆流の可能性があるようです。マップあいちの青枠を拡大してみるとこんな感じです。(太字は分かりやすくするため当方にて加工しています)
このあたりは民家はほぼないエリアなので、まずは皆さんひと安心でしょう。クリーンセンターや温水プールがあります。緊急時に温水プールを利用することはないし、自分の家は津波の心配をする必要はなさそうだと安心しつつも、クリーンセンター(東浦町)が津波被害に遭ってしまうと大府市(東浦町、阿久比町、豊明市を含む)のごみ処理に大問題が生じる不安がありますね。JRも通っているので災害による交通寸断の脅威も軽視できません。
「災害は忘れたころにやってくる」。この頃は忘れもしないうちに災害がやってきますが、そうしたニュースを見聞きしたときには、ひととおり身近な地域の不安をチェックしておくようにしたいものです。