スタッフブログ
大府市共和町I様邸 「見えないところが住まいに影響を与えます」
現在新築工事中のI様邸のご紹介をさせていただきます。
先日構造見学会をした際には多くの方に来ていただき、感謝致します。ありがとうございました。
やはり家に興味のある方が見えますので、説明すると「へ~!!」「そうなんだ~!!」という反応をいただきノリノリで話をしてしましました。
今回のブログでも完成してしまうと、見えない断熱の入れ方などを一部ご紹介します。
断熱材は基本的に柱と柱の間に入れ込んでいきますが、注意が必要なのは
筋交いが入るところです。
「ぎゅっ」と押し込むだけでは隙間が出来てしまいます。
「少しくらい良い」なんて思っていると、これが積み重なり、気密(家の隙間)に大きく影響します。
例えば筋交いの所はこのように
10㎝の厚みの断熱材を半分に切り裂いて隙間なく入れ込みます。
そのあと、残りの半分を戻します。
気密が悪いと断熱性能が落ち、空調の効き目も悪くなります。
断熱と気密は両輪なので、どちらかを疎かにすることはできません。
その他にも
浴室を置く基礎も断熱材を回します。
排管廻りなどもコーキングをしていきます。
排管廻りやコンセント部分にも気密部材を用います。
豊和住建では全棟気密検査をし、C値(気密性能)「0.5」以下を標準としています。
C値は数値が低い程性能が良く、以前国の基準は「5.0」でした。
0.5という数字は家の隙間を集めてもおおよそ7㎝角程度です。
2Fは廊下にエアコンを設け、その空気を各部屋に送り込む。という事をしております。
ここにも様々な思考、工夫がありますが、企業秘密とさせていただきます。
豊和住建は社員大工が丁寧かつ迅速な施工を心がけております。
そして何より、お客様のお役に立つことを企業理念としております。
見えないところのこだわりが住まいに大きな影響を及ぼすことを全員が心得ております。
3月末頃には完成見学会を予定しております。
ぜひその際は豊和住建の想いこもった家づくりを見ていただければ幸いです。
ありがとうございました。