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大工K、142キロ走破
先日9月14日から16日にかけて開催された「信越五岳トレイルランニングレース2024」に、弊社社員大工のKさんが出場しました。悪天候のため、コースが短縮され100マイル162kmから、1区間短縮の142kmとなってしまったそうですが、無事完走したとのことです。 |
大変過酷なレースに何度も参加されているので、Kさんに代わってお伝えしたいと思います。
なにしろ3日がかりのランニングです。標高1000mレベルの高地を駆け抜けます。斑尾山頂1382mなどのアップダウンもあります。平地のフルマラソン42.195kmと比べ物にならないその過酷さを想像してお読みください。
15日の昼過ぎには降り出した雨が、バケツをひっくり返したように強くなりました。コースの9割は未舗装の土や砂利道です。雨は川のようになって流れ、ところどころ膝くらいまで水が溜まっており、足を取られ思うように走れなかったと言います。初めてぶるぶると震えがくるほど体温を奪われたそうです。 | 悪天候で、コース誘導係員から第5関門の戸隠エイドステーションをゴールとして打ち切ることが決まったと聞いたそうです。 「あと2.2キロ、タイムアウトにならないよう頑張ろう」と思ったKさん。しかし山道の2kmは私たちが感じる平地のそれとは違います。結局ゴールできたのは翌16日の0時20分だったそうです。 |
今回は完走はしたものの、悪天候で1区間短縮のゴールになってしまったこと、基準タイムに間に合わなかったため大工Kの記録は着きませんでしたが、完走順としては305位ということだそうです。
Kさんが初めてトレイルランの大会に参加したのは2018年の熊野古道トレイルランニング、50kmだったそうです。それまでほとんど陸上経験のなかったKさんでしたが、なんと初参加で200人中10位に入賞したのだとか。すっかりトレイルランの魅力にハマったKさんは、その後も新城開催の奥三河Powerトレイル(70km)に2年続けて参戦し、完走はしたものの好成績をあげることはできなかったといいます。
新型コロナウイルスの影響で各大会が中止となっても、毎朝自宅付近を10~15kmのランニングを続けてきたKさん。いよいよ日帰りトレランに飽き足らず、2022年この信越五岳トレイルランニング、110kmに参加しました。このときも完走したそうです。
「今回初めて100マイルに挑戦でしたが、過去のトレランの経験を踏まえ
自分でトレーニングメニューなど考え挑戦しました。
これくらいやればこのくらい行けるんではないか、と。
良い結果は出ませんでしたが、課題が見つかり、今度はこうしてみようかなどと、
あれこれ自分で考え、実践して、自分で決断して行動した事は、
結果が出ても、出なくても自己責任なので、そういうところも好きです。
トレイルの大会は間隔が長いので、練習の成果を確認するためにマラソン大会なども出てみようと思います」