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広島城天守も耐震工事のため閉館

広島城天守が耐震工事のため取り壊される予定で、
3月22日をもって入れなくなってしまうということで急いで行ってきました。

閉館案内。あと1週間を切りました
現在の天守は、安土桃山時代に建てられた木造の大天守が1945年(昭和20年)に原子爆弾によって倒壊した後、1958年(昭和33年)広島の復興のシンボルとして、鉄筋コンクリート造で外観復元されたものです。

一番の閉館理由は、・鉄筋コンクリート造の老朽化とされています。
現在の天守は築後約68年が経過しており。耐震調査で震度6強〜7で倒壊の恐れがあるようです。
そのほか、・ 設備の老朽化と更新
空調や展示設備などが古く、安全性や快適性に課題がある。
・バリアフリー化の推進
今後の来館者の利便性向上を目指し、段差解消や導線整備を検討する。
ということです。

中へ入ると階段でしか上がれません。
模造品の大阪城(正確な図面がなく、豊臣期と江戸期の混合)の場合、エレベーターがあります。文化財というより観光施設です。
名古屋城は、広島城と同じコンクリ製の外観復元です。そして名古屋城も大阪城同様観光拠点としてエレベーターが設置されていました。ですが天守という建物は本来バリアだらけの建物。一度に多数の観光客が登ることなど考えていたら、精巧な復元は困難なことは想像に難くありません。文化財価値と観光収益、バリアフリー問題に挟まれて、広島城も名古屋城と同じく、いつ完成することやら。

天守閉館後も当面は取り壊されないので、外観を下から眺めることはできます。お城公園自体は入場料無料です。

巽(南東)方向より見た天守

東方向より

天守最上階回廊の花頭窓

球団名カープのいわれとなった瓦
天守より南の眺望。この景色は見られなくなる
昭和33年の天守再建時に移された礎石。天守に入らず無料で見られる
二の丸表御門は木造復元

天守内に展示されている刀剣や鎧、瓦などの収蔵品は、
建設中の「広島城三の丸歴史館」(2027年春に開館予定)に移され、
引き続き見学できるようになるということです。

 

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