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「光」によって引き起こされる人間の感覚
こんにちわ(*^_^*) アドバイザーの石本です。
本日は名古屋まで足を伸ばし、女性スタッフと共に照明についてのお話しを聞いてきました。
皆様、この世に「色」がついているモノは存在しないことをご存知ですか?
私たちが日常目にしているこの世の「色」は、
「光」という刺激(反射光)を脳が「色」として認識して見ている「色」だということです。
ということは、当たり前のように「光」次第で、全く違った印象を脳が受けてしまうわけです。
無意識下では理解していましたが、改めて聞くとなるほどと思いました。
同じものを昼光色と電球色の照明で見比べると違った「色」に見えるのは、
「光」による「色」の演出の違いというわけです。
演出家次第で変わるお芝居のようですね。
一般的には、作業や勉強などに適しているのは昼光色、
リラックスできる温かみのある空間に適しているのは電球色と言われていますが、
これは、大昔まだ照明が発明されていないころにご先祖様がみていた「色」の名残であるとも言われています。
昼光色は、日中の太陽光で見える「色」(日中の色)
電球色は、火を燃やした時に見える「色」(夜の色)
そう考えると、進化してきた人間のDNAに刻まれてきた歴史の名残が深層心理として残っているんだな。
と感慨深くなりました。人間一人一人が、生きる歴史的文化財産ですね。
アドバイザー 石本