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有名女優の死亡原因が「ヒートショック」では?というニュース
元トップアイドルで女優の中山美穂さんが、自宅の浴槽で死亡していたことがわかったというニュースが、昨日12月6日報道されました。原因は現在捜査中ながらもヒートショックによるものではないかと見られているようです。
いちファンとして驚きを隠せません。まずは彼女のご冥福を申し上げ、関係皆様のご心労お察し申し上げます。
しかし、ヒートショックは高齢者で高血圧の人だけのものと決めつけていませんか?
自分には関係ないと他人事のように甘くみていてはいけないという
現実を突きつけられたように思われた方もいらっしゃると思います。
弊社サイト内では下記のページにてヒートショックに関する問題点と対策を掲載しております。
そもそもこの調査が65歳以上の高齢者に絞ったものであること、それ以下の若い世代を対象にしていないことからしても
54歳の中山さんが本当に浴室での溺死だったとしたらレアケースと言えるでしょう。
とはいえ東京・渋谷の立派なマンションでの出来事。おそらく高血圧などの成人病でない彼女が亡くなったと考えられているのです。ヒートショックというものに真剣に向き合う機会を中山さんは与えれくれたのです。
この調査は、65歳以上高齢者の浴槽内死亡者数が交通事故死者数を上回っていることに注目してほしいと消費者庁は伝えたいわけです。
高齢者がいるご家庭は言うまでもなく、若い方もこの機会に真剣に脱衣室・浴室の断熱暖房をお考えいただきたいと思います。
今からでもできる入浴時の予防策は、
- 入浴前に脱衣所や浴室を暖める。
- 湯温は41度以下、湯につかる時間は10分までを目安に。
- 浴槽から急に立ち上がらないように。
- 食後すぐの入浴や、飲酒後、医薬品服用後の入浴は避ける。
- 入浴する前に同居者に一声掛けて、意識してもらう。
などがあります。これらを心がけていただいたうえで、
全館空調や局所暖房、部分断熱工事などもご検討いただくと、より安心になることと思います。
そのほか過去のブログでも関連する投稿をしておりますのでご覧ください。(投稿時の情報につきご注意ください)